YZの系譜

巷でヤマハのスポーツバイク「YZF-R250(YZF-R4という説もあり)」の話題が出てますね〜
YZFシリーズは1000ccのR1がフルパワーの輸出仕様と馬力がデチューン調整された国内仕様があり、ヤマハ・カナダ輸出専用600ccのR6、その他に前にも紹介したヤマハ・ヨーロッパ製125ccのR125、インド・ヤマハ製150ccのR15があり、現在新車販売されているスポーツバイクとしては最も兄弟が多いモデルです。
そんなYZFですが、カワサキ製Ninjya250Rに追随すべく250ccのYZF-R25(YZF-R250という説もあり)の噂が去年辺りからまことしやかに流れ、予想CGなんかも出ていました。
最近国内バイクのblogやら掲示板でも目にする事があり、ちょっと調べてみました。

海外のサイトで「YZF-R25」と紹介されていたモノを発見……しましたが、これCGじゃないですか?
足回りとかR6っぽいし(いくらR125がbrembo製キャリパー装備してても250ccで倒立フォークにダブルディスク・ツイン4potキャリパーはいくらなんでも豪華すぎ)
ただ、とある掲示板で見かけた「販売価格80万」という話が本当なら、破格の性能を持つ小型スーパースポーツとしてアリかなぁ、と(ただ250ccだとするとこの装備は単なるデッドウェイトにしかならない気がします)ハンドルの大きさ、タイヤ径を見る限り車格は400〜600な気がしますけれど。


もう一つオマケで見つけたのがコレ
http://www2.solomoto30.com/noticia.asp?ref=22149

「YZR-450(YZR400という説あり)」という謎のバイク。私が知る限りYZRはヤマハのGPレーサー「YZR-M1」だけなのですが、これは一体?
見た感じ足回り、エグゾーストシステムはR6を元に、若干フレームの形状に差異がある事、R6に比べアップハンドルになっている事、カウリングが大型化してシートがツーリング仕様になっている事が特徴でしょうか。
それにしても↑の記事はスペインのバイク情報ページですが、2008年の記事なんですよね……うむむ、信憑性が。


2010年のYZFシリーズが出てました。今年はカラーマイナーチェンジかな?
http://www.bikeland.org/story.php?storyID=49850



FIAT COLORの「YZF-R1 LE」、通常モデルは青と白のツートンがラインナップ。
http://www.yamaha-motor.jp/mc/r1/ (2009年国内仕様サイト)



R1にも採用された青白ツートンの「YZF-R6」、モデルチェンジは無し。
http://www.presto-corp.jp/lineups/09_yzf_r6/ (2009年輸出仕様サイト)



カラーリングが若干変更された「YZF-R125」、前モデルの白・イエローが消滅、赤が追加。
http://www.yamaha-motor-europe.com/products/motorcycles/supersport/yzf-r125.jspYAMAHA Europeサイト)



「YZF-R15」は特に変更が無いようです。
http://www.yamaha-motor-india.com/r15/ (YAMAHA INDIAサイト)


ナンにしても続報待ちですね。


http://www.presto-corp.jp/news/n20080930_02.php
そういえばヤマハ輸入車代理店「プロスト」から2009年モデルのYZF-R1が消滅しましたね。
よく国内仕様にされ、デチューンされたバイクのインプレッションで「日本の事情にあわせたチューニング」とお茶を濁したコメントを見かけます。
国内仕様がハイオクからレギュラー仕様になったとかなら判りますが、事実上規制が無くなったのにわざわざ馬力を落としてまで専用の国内仕様を作る意味ってあるんでしょうか?よく「180馬力なんて使いこなせない」とか言われますが、145馬力だって使いこなせませんよ、だったら解放されてた方が良いと思う訳で。
価格だって2009年国内仕様が135万円(税抜)に対して2008年輸出車仕様が132万円(税抜)、うむむむ、納得イカナイ。
フルパワーは並行輸入のみになっちゃうのかなー
騒音規制という事が最大の要因なのですが、それなら四輪もきっちり規制してくださいな。
フェラーリとか外車スポーツは軒並みアウトになるぞー