Ninjya400

KSR以外にKawasaki車にゃとんと縁のない私ですが、一昨年Ninjya250を出して中排気量クラスが元気ですね。
Kawasaki車って旧型・新型共に「あ、カワサキのバイク」ってすぐに判る。デモカラーのライムグリーンもその一翼をになっているのですが、なんとなく設計からして「カワサキ魂」ってのが見えるんですよ。
で、そんなKawasakiさんが今度「ER-6」シリーズを400ccにボアダウンした「Ninjya400」を9月にリリースするそうな。

Kawasaki-Europeから2006年にリリースされたバイクで、GPXシリーズの後継機種です。
ネイキッドのER-6nとフルカウルのER-6fがあり、日本のカワサキショップでは直接取り扱っていませんが、BRIGHT CORPORATIONという所が輸入代理店をしているらしく、時々国内でも見かけます。もっぱら見かけるのははType-nの方でType-fは一度も見かけた事がござんす。
71psを発揮する650ccの水冷パラレルツインエンジンを搭載。フレームはトレリスフレームというパイプ式で軽量と剛性・柔軟性を持たせたもの。特徴としては車体ナナメに貫通するように配置されたモノショックサスペンション。この構造がどう恩恵をもたらすのかは私は知りません(むかーし、タンブリーニが作成したBimotaのモデルにアンチスクワット対策でこんなサスを採用したバイクがあった気がしますが)ぱっと見KTMかディバージョンか?と思うので、一見するとカワサキ車に見えません。ヨーロッパでは人気のモデルなんだそうな。
乗った事どころか、見かけた回数も極々少数なので写真判断ですが、正立サスだったり、シートがタンデム仕様だったり、アップハンなので、味付けとしてはツアラーになりそうですね。

で、650ccのパラツイを400ccにボアダウン、外装やら装備をそのまんま。

http://www.bright.ne.jp/lineup/er-6n/
こっちが「ER-6n」

http://www.bright.ne.jp/lineup/er-6f/
こっちが「ER-6f」
なので詳しい装備やら諸元は輸入代理店のページを見てもらった方が早そうです。
なんとなくType-nはGSRに似てますね、横のシュラウドとか。
リリース予想は9月、価格予想はType-nが74万円、Type-fが79万円だそうです。
ん?そうするとZZR-400以来のフルカウル400ccの復活になるのね。