新型VFR

海外のサイトを巡回してたら新型VFRのスクープ映像が出てました!

ツーリングバイクなのかスーパースポーツなのか、どっちか取りづらい形してますね。
大きく目を引くのはエンジンカバーの後ろにあるクラッチカバー。これが噂のデュアルクッチシステムでしょうか。
そして大型化されたカウリング、VF直系の証であるプロアーム。

こちらのテスト中の写真。
前に書いた時、リアのブレーキキャリパーが大きいと書いたものの確証が持てなかったのですが、やっぱりドライブトレーンがシャフトドライブです。
シャフトドライブはBMWカワサキの1400GTR等があり、始動時に起きるリフトアップ現象(リアサスが持ち上がる)さえ克服すれば非常に有効なドライブトレーンです。
ただし、スーパースポーツでは採用しているメーカーは私の知るところでは無く、やはりツアラー向けのようです。
あとカウルに整流板のような切れ込みがありますが、ラムエアインテークは無く(07 CBR1000RRのようにアッパーカウルの下にある可能性もあります。また、スクリーン下にもインテークがありますがトップブリッジをまたいでダクトが伸びる可能性はゼロなので整流効果を求めた穴だと推測します)急激な加速を求めるバイクではなさげです。
ZZR1400やGSX1300Rのようにクルーザーでも無く(カウリングが小さいのとポジションから)
CBR1000RRのようにスーパースポーツでも無く(リアシートがタンデム前提だったり大きく上に出っ張ったタンクから)
09 CBR1000RRのように横に張り出したマフラー、前に注視した理由としては直4なら通常の集合と同じ方式で考えられますが、V4なら一度前後に伸びる排気管を下に下ろして触媒に通して横に出すというあまり効率がよろしくなさげな方式だと思ったからです(おそらく後方排気が一番の方法だと考えています)
スタイリングやライディングポジションを見ると「う、うーん」と考えてしまう程、悪く言えば「中途半端」感が拭いきれません。
ただ、あくまで開発中の写真であり(ダミーの可能性もありますし)考えも無しにやっている訳では無いので(私と違ってメーカーさんはプロ集団ですから)きっと私の予想を超えるデバイスなり方法論で採用しているんだと思いますので、この新型VFRがどうなっていくのか、楽しみでもあります。
ホンダがもしかしたら「スーパースポーツ」「メガクルーザー」「アルティメットスポーツ」に続く第四のカテゴリを目指してるのかもしれません。

あと、とある海外のサイトで見た噂話なのですがツーリングモデルがVFRとして、そして同じエンジン、ミッションを搭載したスーパースポーツが……そしてそのモデル名が例のアレだという事でした。
11月にミラノで行われるEicma(ミラノモーターサイクルショー)で正式発表されるかもしれません。
http://www.eicma.it/
いきたいぞー!!
何度もifを考えたアレ、10年の歳月を超えて相まみえるかもしれない、楽しみですねっ。