見終わりました

ちょっと前に「コードギアス 反逆のルルーシュ」のBDを上司の人から借りて見てまして、今日R2の最終話を見終わりました。
うわ〜なんでこの作品をもっと早く見ておかなかったんだろう。
当時は「なんかランスロットが格好良く見えない」というくっだんない理由だった気がしますが(でも今でもあまりナイトメアフレームは格好良いと思わない)作中でもナイトメアフレームの活躍が多かったですね。あえて不満を言うなら「一騎当千」という訳ではありませんが「エースパイロット一機が戦局を変える」描写がちょっと多かったかな。所詮単機、総掛かりで一斉射したら敵いっこありませんからね。まぁ、ルルーシュも「戦術が戦略を上回る事は無い」と言ってましたし。

それでも……二転三転どころか50話?の間に20回転ぐらいしたんじゃないですか?w
見ているこちら側はすっかり引き込まれ、その間隙に差し込まれるドラマは素晴らしい、特にロロの回は隣で見てた相方はずびずびでしたよ。最後まで嘘つきでしたね。そしてラストのナナリィの扱いと凱旋車の構造は計算され尽くした、ルルーシュの最後の望みだったんでしょうかね(多分、戦犯として投獄されてた連中が生かされていたのもそうですし、ジェレミア卿は判ってたんでしょうなぁ)ルルは最後にナナリィに理解されて、看取られて幸せだったと思う。
言葉が無かったなぁ……
色々書きたいけれどネタバレになるしねぇ(今更?
……最後まで世界を欺き「悪とたれ」としてきた半年間?は色々考えてしまいますな。
「悪の美学」って言葉が結構好きだったりします。

ずーっと昔の作品で「未来警察 ウラシマン」という敵役にネクライム総統「ルードヴィッヒ」とステンガーウルフという親衛隊がいて、最終話は燃えさかるビルの上でルードヴィッヒの亡骸を抱きかかえたままスティンガーウルフが炎の中に消えていく時、子供の頃はよく判っていませんでしたが「嗚呼、例え悪の道でも最後まで意志を貫き通すってカッコイイなぁ」と思った次第で。
「悪を志す者は最後まで誇り高く、正義に屈せぬ魂と覚悟たれ」
でも、「本当の悪」って結局観測者の主観でしか無いんですよね(コソドロとか昨今の犯罪者は論外)
何はともあれ、ルルーシュの魂が救われますように。


なんでも新プロジェクトが進行中だとか(情報入手おせーよ)
結構学園のハナシも好きだったので、ああいうノリでもう一回やって欲しいです。