遂に祈願のRCナンバー復活

「最後のレーサーレプリカ」として発売されたNC35、RVF400RRの生産中止が1999年。あれから11年、遂に予想通り新型RVFがスクープされましたっ!!
もうね、スーパーにあるブックコーナーで見かけた時はうれしさのあまり泣きそうになったよ、めっちゃくちゃ嬉しいです。
うっかり買ったばかりの食材を落っことす所だったよ。
RVFは二代に渡って乗り継ぎ、いつか!絶対!「FORCE V4」の復活をずっと夢見てきたんですよ。

雑誌は「ヤングマガジン」の6月号、ソースはフランスの「MOTO Journal」だそうで、現在MOTO誌でも裏付けを継続しているそうです。
取りあえず誌面に掲載されていた情報は

・型番は「RC60」と推定される
・フレームはエンジン懸架式のセパレートフレームであると推測される
・VFR1200Fの新型エンジンでは無くMotoGP-RC212Vのエンジンを800ccから1000ccにボアアップした直系エンジンで、ニューマチックは未搭載、その代わりにバランサーが搭載。
・V型5気筒モデルも存在する可能性あり
・VF直系の証であるプロアーム

予想CGと記事を元にしたものですが、フレームは従来の「フレームにエンジンがぶら下がっている」アルミツインチューブでは無く、BimotaのDB7、Tesi3D等で採用されている「フロントフォークを支えるステムフレーム(第一フレーム)と、スイングアームを支える(第二フレーム)がエンジンブロック装着される2ピース式」です。恩恵としては必要最低限のフレーム構成の為に「軽量」更にエンジンがフレームを支える為に「高剛性」(エンジンブロックはねじれようがありませんね)左右のフレーム幅減少による「車体の小型化」が考えられます。この技術は先にも述べましたが、優秀なフレームビルダーでもあるbimotaが市販車として採用している為、様々な恩恵が期待されます。

エンジンは先に発売されたRC211Vの進化型であるVFR1200Fの76度OHC V4エンジンでは無くRC212V 800ccのボアアップである80度付近を採用したものであると予想、ただしRC212Vの最大の特徴であった「ニューマチックバルブ」(バルブ動作を従来のスプリングでは無く圧搾空気で戻す、F1で採用されている高回転型エンジン技術)は採用見送りになるそうです。Vバンクは80度付近を採用、1次振動はバランサーで相殺、という方式をとると見られるそうな。
併せて前3気筒、後2気筒のV型5気筒エンジン仕様のRCも用意されている可能性があるそうです。ただ「可能性」の示唆であって、重量やMOTO GPのレギュレーションによって5気筒は難しいとの見解も出ています。

外見的な部分は予想イラストなので、あくまで推測の更に推測ですが、CBR1000RRと同じ、マスのセンター化をしない右側下方排気の2-1x2マフラー、VFR1200Fと同じ4穴プロアーム式リアサスペンション。シングルシートカウルが標準の為、リアシートフレームは無し(フェンダー懸架の為の装着部分はあります、ただ予想CGだとタンデムステップはあるんですよね……KTM RC8見たいに煎餅シートをおまけでつけるのかしらん)エンジンを包むフレーム構造では無いのでタンクを「乗せる」では無く「ぶら下げる」為のフレームがタンク部分に装着。

だいたい雑誌での大まかな紹介はこんな感じでしょうか。
もうちょっと詳しく雑誌では紹介されていますので、今月の「ヤングマガジン」を見てクダサイ。

今はスズキのGSX-R1000に乗っていますが、CBR1000RRが友人が乗っている事と「ホンダのスポーツ乗るならV4」の望みがあった事(勿論4車種試乗した結果が最も大きいです)もありますが、3代目もRVF400RRを選んだ私にとっては「RVF」というバイクは特別な存在なのです(勿論今乗っているGSX-R1000 K8も大好きです、愛しています)

願わくはもう一度、あのV4サウンドを聴いてみたいと思ってます。
ホンダさん、頑張ってクダサイ、めっちゃ応援してます。