僕が僕であるために

昨日、探偵ナイトスクープリターンで「ニッキ紙」という駄菓子を食べたいという依頼をやっていた。
和紙に食紅で色をつけた水飴を塗って乾燥させ、側面にニッキ(シナモン)を塗ったもの。
なんでも昭和50年ぐらいまであったそうな。


で、わざわざ大阪から生産地であった東京まで出向き、本当に偶然最後だと思われる生産者のお爺さん(96歳)に会うことができました。
お爺さんの指導の下、ニッキ紙を復活させることができた、というのが番組の落とし所。


見てて思ったことは、生産が終わって30年近く経過したあとでも、人の思い出に深く残り、まだそれを求める人がいる。
その駄菓子を作り続けていたお爺さん(達)の人生は、その人にとっては思い出の一つとして残り続け、今後も語り継がれることになります。
これってモノを作る側としてはとても賞賛すべき事だと思います。
凄いなあ、と。


ものすごーい余談ですが、駄菓子のフィリックスくんガムを作られている丸川製菓
実家にいたころ、工場に会計システムの仕事でお伺いしたことがあります。
工場の中がものすごーい甘い香りで、応接間の机に山と盛られたガムが印象的でした。


「ビックカツ」「キャベツ太郎」「蒲焼さん太郎」まだお店で買えることに驚きです。
これもまた、語り継がれる思い出ですなぁ。

うわっ、Amazonでも売ってはる!?