謎の黒いバイクは?

輪るピングドラム」第八話、「君の恋が嘘でも僕は」のラスト近くで
颯爽と現れた黒いバイクを検証しようと思います。


前の「セイグリットセブン」とか「いろは」は調べるまでもなかったのですが……


2つのうち一つに絞るのが面倒でしたが今回も割とすぐに判明しました。
順を追ってみていきましょう。
※キャプチャー環境無いのでTVを写メしてます。

まず、雨の中走ってくるリアタイアらしきものが映ってます。
まぁ、フロントサスで片持ちなのは「ジレラCX125」ぐらいですが年代・サイズ的に有り得ない。
リアだとするとプロアーム形式で現在生産中なのは


HONDA VFR1200
DUCATI Sシリーズ
MV AGUSTA F4シリーズ


あと細かく上げるとキリが無いので割愛。
センターハブ形式なので、ここでロックナット式のVFRが脱落。

後方排気、倒立サスという点ではF4もSシリーズも同じ。

横からのシーン。
フルカウルのダクト、テールカウルの特徴からすると、F4とはやや違う模様。

続いてフロントからのシーン。
ラムエア孔がある、フロントフェンダーが広い、サイドミラーにウィンカーがある。
2灯である事からF4が脱落、DucatiのSシリーズに絞ります。
Sシリーズには現在「8480Evo」と「1198/SP」があります。


で、問題は……正直この外見だけで848Evoか1198を判別するのは難しいです。
が、外見的な差異はカウルのナンバリング、カムカバーぐらい。
しかし848Evoと1198は価格(100万近く違う)も性能も(嫌になるほど)差があります。

ただ、ホイールの形状が848Evo、1198は異型10本スポーク。

1198 SPはスパイラル形状の7本スポークホイール

この画像を見る限りでは10本ではなさそう。
なので……Ducati 1198SPだと思われます。

Ducati 1198SP
テスタストレッタ・エボルツィオーネ・エンジン搭載。
マッシモ・タンブリーニの設計理念を継承したトレリスフレーム
ドゥカティ・クイックシフト、トラクションコントロール、データロガー等の電子デバイス


アルミニウム製タンク、オーリンズ製のショックアブソーバーにステアリングダンパー
マルケジーニ製アルミ鍛造ホイール、ブレンボ製モノブロックキャリパー
というバイク乗りなら延髄の豪華装備。


Ducatiフラグシップモデルであり、毎年のようにGPシリーズで得たテクノロジーを惜しみなく投入して進化を続けるスーパーバイク
前のモデルである1098から外見の変化が無いものの「マイナーチェンジ」とは言えない程の変更があり、更に2011年モデルはアクセルを一定開度にしたままならクラッチ操作をしないでもシフトアップができる「ドゥカティ・クイックシフト」を搭載。
シフトロッドに仕込まれたマイクロスイッチで1000分の1秒単位の精度で機体操作を行う最新デバイス


お値段は2,740,000円成……
以上っ!
ところで、このライダー、誰なんでしょうね。
横画像でタンクの上におっぱいらしき膨らみが見えるので夏芽真砂子かな?