しばらくお別れ

先々月末、友人が一足先に彼岸へと旅立っていった。
いつもニコニコ、飄々として、何かあったら頼れそうな彼。
多くは語らないけど、不幸というにはあまりにも身勝手すぎる結末だった。


お弔いに東は千葉、西は兵庫から実に10年近くぶりに集合。

友人3人と早朝から車で出かけ、集合場所の駅に到着。
満開の桜の下、8人の仲間が集合。
皆、外見は変わってるけど一言二言の会話で「変わってねーなー!」
なんか安心した。
※私の豹変っぷりが一番驚かれたらしい。


その後皆で友人宅に移動、墓前に挨拶。
10年以上ぶりに見た彼は記憶の印象からちょっと痩せてた。
色々報告、今まであった事、それから今やってる事、これからありそうな事。
遺影に怒鳴ってやりたかったけど、どうにもこうにも。


一人が「まだ実感わかないんだよ、どっからかひょこっと現れてドッキリだって言いそう」
人生で色々な奇跡と思える事はあったけど、現実は漫画のような奇跡が起きない。
「受け止めなきゃいかんわなー」と。


彼の分まで長生きをして、その時が来たらあの世で、そのあと世界でどういう事が起こったか、どんなに面白いできごとやアニメがあったか、先立った事を後悔させてやるぐらいにネタを仕入れて雀卓を囲みながら話をしてやろうと思う。

その後、養老キャンプ場で追悼オフ会。
呑んで、食べて。
桜が綺麗でした。