夏対策

土用とは暦における雑節の一つで、五行思想に基づく季節の分類の一つだそーです。夏に鰻が売れないという事で平賀源内さんが「んじゃ夏に丑の日に『う』の字がつく鰻食って元気になろうぜ」キャンペーンを広めたのがはじまりだとか。
なんとなく日本の季節食文化ってマスコミ?操作が多い気がする。
ついでにオヤジのだじゃれですね。
鰻=夏ってイメージがついてますけれど、私は秋〜冬によく食べに行きました、美味しいから。

で、そんな奇天烈斎様の話にのっかって我が家でも鰻です。
国産と中国産で悩んだ、けれどタイムサービスが入って300円引き、速攻国産です。
ただいくら大でも1本、二人で食べると少ないよね、という事でせいろ蒸し風です。


▼材料(二人分)あ、蒸し器がいりますんでご注意。
・ごはん(1合半)
・鰻(大一本)暖めてはダメ(電子レンジなんてもってのほか)
・蒲焼きのタレ(別売りの、1個100円ぐらい)
・卵2個
・刻み海苔と胡麻があるとなお幸せ。


まずご飯を炊いて錦糸卵を作ります。適当に薄い卵焼きを作って細く切るだけでおっけーです。
面倒くさいなら堅めのスクランブルエッグでも可能、ただ風情がありません。
卵2個分で作りますが、1個は甘く、1個は味無しで作ると良いです。

底が平たい耐熱性のある器(私はラザニア皿で作りました)にご飯を1合敷きます。
その上に刻んだ鰻を半分散らして錦糸卵(甘いの)をぱらぱら、蒲焼きのタレを半分ぐらい掛けます。
更にその上にご飯を載せて、鰻、錦糸卵(甘くないの)を程よく散らして鰻のたれを全部掛けます。

で、蒸し器に入れて5分、かんせ〜

出来上がったら海苔を散らして胡麻を振りかけます。
山椒の粉がおまけでついてきたのでパラしていただきます。
おしゃもでお茶碗によそって食べてください(混ぜない事)

蒸した効果で鰻は程よく暖かく柔らかく、ご飯にはたれがしみ込み(下に沈殿しないのだよ)とても美味しく頂けます。
この作り方、どうやら佐賀県の「せいろ蒸し」という方法だそうなのですが、何故か私の実家の近くに錦糸卵を使わない「せいろ蒸し」があって、子供の頃から食べてました。

こんなの、餅米が混ざっててとても美味しい。


あと、昨日作ってたシェイクですがめちゃくちゃ暑い時に一気に体が冷えます。

今日もアイスとヨーグルトと氷で作ったよ。

ミキサーのフタを開けると冷気がふわっと立ち上る程冷たいのです。
暑い外から帰って一気に疲れと暑さを解消したい人にお勧めかな〜ただごくごく飲むとお腹壊すので、ストロー推奨。ゆっくりと味わうと良いです。