浅漬けガンダム論

先日の福田己津央という監督さん、サイバーフォーミュラの方なんですね、CF見てなかったから知らなかったけれど。
K氏と寝る前にガンダム論についてあーだこーだ語る事もありますが、何故かSEEDが話題になる事はあまり無いね〜と話をしてたら、お互いにDestinyの中盤で見るの辞めてた。

1stのエースパイロット「アムロ・レイ」は1年戦争時でのスコアはMS142機、艦船9隻だそうで(Wiki)それでも1位では無いそうな(1位はテネス・A・ユングという人)
鬼神の如く活躍を見せたアムロですら150機に満たないのですが、SEEDの主人公キラは何機なんでしょうね。

強さのインフレだとかMSの発展だとかありますが、Hi-MATやらスーパードラグーン ビーム突撃砲の「スイッチ一つでMS殲滅」の描写があまりにも酷くて。敵側パイロットの命がペラペラです。敵を敵と認識しないまま撃墜されたパイロット多かったんじゃないでしょうかね。強力な武器は「〜でなければ使えない」というのは判るんですけれどなんか「言葉だけで作られたエース」ってのはどうにも好きになれないというか、エースはエースでなきゃ勝てないって図式が。

1stは「地球連邦軍の1部隊」としてアムロガンダムが描かれていますし、よしんばシャアを倒せなくてもジオンは負けてました。

00ではエクシアの機動性と武器の貫通力(GNソードとか)、デュナメスの狙撃性能、キュリオスの加速性、ヴァーチェの対被弾、大火力等々、当時の世界にあったMSに対して強力なアドバンテージがありましたが「あくまで活動は隠密性を伴ったゲリラ行動」が主体、数で押し切られたらフルボッコにされるのは10話だったかで描写されてます(そもそもたった4機で世界中の軍隊を相手にしようなんてイカ娘並に無謀ですけれどね)後に「対ガンダム」策で隠密性を逆手に取られた殲滅作戦を幾度かやられていますし、フラッグをフルチューンして土俵外の戦いを挑んだりと「相手は強いけれどそれなりに戦い方がある」という事を学習しているって事です。

SEEDは「単機で戦局をひっくり返し、かつ相手は学習しない」所がイヤ。相手も軍隊なら波状攻撃仕掛けるなり、奪取した4機があるんだから分析してストライカーのバッテリーが切れるまで逃げるなり囮を仕掛けて弱点を突くのが戦術ってものだと思う。「うわ〜ガンダムが攻めてきた〜フェイズシフトで攻撃が効かない〜エースだから避けられて当てられない〜強い〜やられた〜おしまい」じゃあまりにもお粗末。エースが来た、だからこっちもエースで対抗だ〜はスーパーロボットの世界ですよ。

正直ガンダムという世界でスーパーロボット的なのはGガンだけにして欲しいなぁ、と(Gも好きですよ)

K氏曰く「ガンダムビィィムっ!で敵殲滅、そのうちロケットパンチでも飛ばすんじゃないかと思った」そうな。

当時はSEEDもそれなりに楽しんで見てたから、そういうものなのかな(Destinyは前記の如く駄目だった)