誰がために

帰ってきたら「BALLAD 名もなき恋のうた」のTV放送がやってた。
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』を「三丁目の夕日」の監督、山崎 貴が実写化したもの。


戦国大合戦は劇場しんちゃんの中で好きな3作品の一つ(オトナ帝国とヘンダーランドが同点)
何度も見ました、それこそ10回以上、それぐらい好き。


で、制作が決まったときはため息ひとつ。
あれは「アニメ」であり「しんちゃん」だから成り立つ話。
実際、戦国時代に未来人が来たら「大」騒ぎどこでは無い、きっと恐れおののき錯乱して殺されるのがオチ。
10歩譲って、アニメをそのまま持ってきたからとしよう。
それでも「うわ、蛇足」と思うシーンが多数。
井尻のおじちゃんが軽いわ、恋姫は割と軽卒だわ、伸一(主人公)は小学生の癖に達観してるわ。


こういった映画は


1)原作のファン
2)俳優のファン
3)監督ブランドの期待感。
4)TV放送だからなんとなく見る


私は1と4で見た訳ですが、1視点から見たら蛇足すぎる場面が多すぎだし、足りない箇所もある。
http://movie.maeda-y.com/movie/01344.htm
映画批評でも「お子様以外に勧められない」と書かれていますが、これ、子供が見てもわかんないんじゃ?