アプリリア RSV4R


この間のBMWの動画を見てた時、そういやRSVの新型が出たんだっけかな〜と思いまして。
イタリアのメーカー「Aprilia」の新型スポーツバイク「RSV4R」です
以前ちょこっと触れたRSV1000Rと大きな違いはV型2気筒からV型4気筒に変わった事。
外見はちょこーっと似てますね。
モデルはSTD(179万)とFactory(238万円)と60万近く差がある2種類。
元々ホモロゲの為に作られたバイクですが、FCはまんまレーサーに保安部品をくっつけたような構成なのですが……カタログだけ見てるとSTDがカワイソウに思えるぐらい差別化されてますね。
どうにも差別化されている項目が大杉なのでFCモデルで紹介。

RSV4Rからスロットが電子制御化され、ライドバイヤイワードアクセルになりました。要するに今までワイヤーでやってたアクセルの開け閉めを電子制御で検出して動作させるモンですね。ヤマハYZF-R1やVFR1200にも搭載、最近のトレンドですね。利点としてはダイレクトなアクセルが味わえるのですが、正直いっぱんぴーぽーにミリ単位のアクセル開度なんてわかりませんってば。ただ、エンジン特性をを3種類(レースモードでは更に3種)に変化させるモードセレクターがついている(GSX-R等のSDM-Sみたいなもんです、これも最近多いですね)ので、アクセル開度を微妙に調節してエンジンの制御をする事が出来るんでしょうね。なんでも細かい制御がウリだそうです、へ〜
パワーは日本仕様と輸出仕様があって前者は106馬力、後者は180馬力。電子制御ならリストラクターみたいにコセい事しないで多分コンピュータでデチューンしてるんでしょうね。

これはすごいな〜と思ったのがギアボックスをカセット式にした事。ボルトを外せばずるずる〜っと出てきます、レースで路面状態にあわせたミッションを素早く組み替える為の機構ですが、これは新しい発想。あとシャーシの調節できるんだって、すご〜
スリッパークラッチが標準装備、これも最近標準化しつつありますね。
基本装備は高級バイクでは定番のオーリンズ製倒立フロント・リアモノショックサス。
ブレーキはフロントがブレンボ製モノブロックキャロパー、リアも2ポットキャリパ。
あっちこっちにマグネシウム合金が使われててノーマルの乾燥重量185kgに対して179kg、総重量195キロだって、すご〜
なんか、カタログ見てるだけで「高級装備ばっちり揃えましたんで、これで遅かったらアンタのせいだ」って感じ。
まぁアグスタやらBimota、DUCATIなんかも似たコンセプトなんで、なんかな〜と。


そういえばカウル面積が大きいので痛バイクも出来そうね、と思って海外サイトに大きい画像があったんでやってみた。

澪すぺしゃる。
あましべたくそ画像を張るのは好きじゃないので、なんちゃってスタイリッシュに。
澪のイメージカラーってCDを見ると紫なんですよね、私的には青なんで青を中心にライン牽いてみた。