KTM

永遠の20代、謎の美貌を誇る無敵超人Nさんの駆るバイク KTM 1198 RC8であります。

日本で「取りあえずバイクは名前だけ知ってる」という人にはあまり馴染みのないオーストリアのバイクメーカーKTMの出したスーパースポーツバイク。元々はモトクロス・エンデューロ・レーサーのバイクをリリースしてたメーカーですが、ネイキッドタイプのDUKEから近年スーパースポーツバイクに参入。ヨーロッパ第2位のメーカーだそうです(第一位ってどこだろ?トライアンフかなぁ……)
メーカーカラーであるオレンジの車体、カウリングは流線型が主体の昨今のデザインに反して折り紙で作ったような鋭角的なデザインでファンは結構いるみたいですね〜アルミツインスパーフレームが主体の昨今に反して、ドゥカと同じくパイプ溶接フレーム、なんと7.5kgだとか。75度Vツインエンジンは155psを発揮……なのですが、国内販売仕様は残念な事に排ガス規制だったか、出力規制の為か、フランス仕様の98psにROMデチューンされているそーな、勿体ない。ただROMの書き換えによってフルパワー化はできる、そう、ですが……Nさんに「どうなの?」と聞くと笑顔でしか答えてくれない、どうなのかなぁ。
私らには「お互いのバイクは貸し借りしない」という暗黙のルールがあるので乗っていませんが、またがった感覚はハイシート、けれども姿勢は思ったより楽、これならCBR1000RRより乗りやすいかも。
Nさん曰く「余計な電子デバイスを持ってないので難しいけれど楽しい」そうです、なるへそ。ずっと前から気になっているのですが……私のGSX-RやK氏のCBR1000RR、小娘さんのYZF-R1はタンデムシートを外してシングルシートカウルという後部座席をつぶしているので、タンデム用ステップがあるのは解るのですが、RC8ってどうみても一人乗りにしか見えないのに仕様を見ると2人乗りと書いてあるしタンデムステップがある……今度聞いてみよ。
価格帯は昨今のスーパースポーツバイクよりちょっとお値段高めの190万、Nさんが乗ってなかったらGSX-Rを選ぶ時に選考に入れてたかも知れない、ちょっと気になるバイクです。実車は鋭角的なデザインに、いかにも「攻めます」って感のオーラを感じるエンジンとフレームがなんとも国内バイクには無いかっこよさがあります。
マルチファンクションディスプレイも独特&多機能なので国産SSバイクに飽きた方にはお勧めかも。