GROMを買いました

前に乗っていたセカンドバイクKSR-IIが諸事情で無くなく手離す事になって1年近く。
相方から買っていいよと有り難いお言葉を頂いたのでホンダの125ccバイク「グロム」を買いました。
GSX-Rはちょっと出かけるのも気合いいるんです、ホント。
早速新宿のお店からお台場→東京ゲートブリッジ→銀座を経由して50キロぐらい走ってきました。

▼簡単な感想おば
足つきはベタで楽。着座姿勢はほぼまっすぐ。ハンドルがやや低いかな?という感じ。
フロントは倒立サス、リアがモノショック。前後共にプリロードはなし。
KSRと同じ、なんちゃって倒立フォークですがそこそこ踏ん張ってくれました。
武川からフロント用ローダウンフロントフォークトップボルトがでてます。

リアサスはSP武川のプリロード付きアブソーバへ換装。
http://www.takegawa.co.jp/products/detail.php?product_id=2627&category_id=1658
プリロード調整付きで1万ちょいは魅力です(カタログ掲載品なので購入時に取り付けしてもらえます)
KSR-IIの時、リアの踏ん張りがなくてパイロン旋回の時にすっ転んだ経験があったので硬くしました。
減衰力調整付きのOHLINSやNITRONは5〜9万します。


スタイリングは同格のKSR-110に比べると1まわり大きい(並べてみるとKSR-110が小さく見えます)
KSRはシュラウド・カバードを最低限ですが、グロムはエンジン以外の最低限以外はすべてカバーする、という方針。
タンデムステップつき、2ケツできます。各スイッチが大きいのもプラス。
なぜにホーンとウィンカーの位置をひっくり変えたホンダ。

メーターのインフォメーションがいいですね、速度・タコ・時計・燃料計・トリップ・各種インジケーター。
メーターのシフトでオドAとB、トリップの切り替え。燃料計は6段階、1メモリ1リッター?
細部は流石、タイ製でも作りが丁重です。
シュラウド&タンクはプラ製なのでマグネット式のタンクバックは使えません(涙


エンジンはOHC単気筒タイホンダWAVE125iのモノだそうで。
音は静か、アイドリングがトコトコトコ、走るとブォォォって感じ。
2stのKSR-IIに比べると出だしが「もそっ」とした感がありますが走り出せば力強くモリモリ進んでいきます。
慣らしもあってそんなに加速しませんでしたが4速60キロで4000rpm、まだまだ上があります。
燃費はいいですね、満タンで5.5リットル、50キロ走ってもフェールゲージに変化無し。
振動は小さめ、停車時にブレーキを軽くでも握らないと何故かハンドルがぶるぶる震えます。


ミッションは4速リターン。シフトフィールはカチっとしています。
1速まで落としてもチェンジペダルが沈むのでニュートラルがわかりづらいかも。
3→4速の間がやけに大きいので坂道ではどっちかなーって迷う事がしばし。


ブレーキ、あちこちで言われていますがあまり効きません、最大の不満点。
リア、停車時にペダルを思いっきり踏んづけても、加重をかけると前に進みます。
アタリが出てないって事もあるんでしょうけど、これはないわ。
どうにもパッドがよろしくないようです。
クラッチ軽いです、頻繁に握る街乗りでは嬉しい。


タイヤは無理していない筈ですが、山手通りのカーブでアクセル開けたら尻が少し滑りました。
全体的に硬い、旋回時や沈み込み時にゴリっとした感触がします。


総評、軽いってことはいいことだよね。
車体の精度から走りまで全体的に満足度高め。これでブレーキさえ良ければなぁ……
エンジンは2stのKSRとの差も気にしていましたが、下トルク&トップスピードが高いのでさほど気になりません。
なんでもかんでも2stと4stを比較したがる人もいますが、一長一短だと私は思います。
旋回性がとにかくいい、本格的にグリップさせたいですね〜
買って良かったなと。相方さん、ありがとう。

▼今後の方針
とりあえず「曲がる」「止まる」を重点的に改善していきます。
まず手頃なデイトナの赤パッドを前後入れて正常に止まれる事が目標。
断面積比があがるならG-Craftのキャリパサポートでブレンボキャリパも視野にいれます。
タイヤも重要、ダンロップのTTかピレリディアブロがよさげ。
次はSP武川のトップボルトを入れてFフォークの堅さを調節できるようになること。Fは旋回の要だから。
リアの減衰力調整サスはプリロードでしばらくいじってから、私レベルの腕で減衰力調整はいるかって話。
ハンドルももうちょい高さがほしいかな、3〜5cmぐらい高くなるとうれしい。
最後にスライダーを入れる、転ばぬ先の杖。
マフラーはさほど重要視していません、フルエキ交換しても大きなパワーアップは望めなさそう。
ドレスアップは本当に最後の最後。
カスタムは手段であって目的ではない、カスタムの為のカスタムは本末転倒なのでしない方向で。